梅雨が明け日差しが強くなってくると、気になるのは日焼け・・・   

外出時には、メイクや日焼け止め、日傘でバッチリ対策をしているという方が多いかと思いますが、室内ではどうでしょうか?

人の皮膚が紫外線を浴びることで日焼けするように、家具の日焼けや色褪せ等は紫外線が原因となるので、室内でも対策は必要です。

❔家具等が紫外線を浴びると、どうなるの❔

・木

素材によって元の色より濃くなったり、薄くなったりと、日焼けにより違った変化を起こします。

ささくれ、ひび割れが起こることもあります。

天然素材をそのまま使用した無垢材のインテリアの場合は、特に影響を受けやすいので要注意です。

・布

収納用品の目隠しやカバー等は布製品が多く使われているので黒い布が茶色に、また白い布等は黄色や茶色に変色します。

また、蛍光灯の光でも焼ける可能性があると言われています。

・プラスチック

日焼けで黄色っぽく変色をしたり、紫外線のエネルギーにより劣化が進行し破損してしまうこともあります。

・レザー

布製品と同様に従来の色より濃くなったり、染色部分が色落ちしてしまうことがあります。

レザーは経年変化を楽しめる素材のため、あえて日焼けさせる

テクニックもありますが場合によっては色むらができたり、退色することがありますので、注意が必要ですね。

◆対策1:カーテン

カーテンは日差しの調整やプライバシーの保護など生活には欠かせませんが

素材や吊り方で効果がアップします。

カーテンは窓枠よりも広く覆うように吊るしましょう。

遮光カーテンは、陽の光を遮ることを目的としており、より濃い色のほうが、また暖色(オレンジ系)よりも寒色(ブルー系)のほうが、遮光率が高い傾向にあるそうです。

ミラーレースカーテンは、室内の明るさを保つこともでき特殊な織でレースカーテンの裏側を織り、まるで鏡のように光を乱反射させることで紫外線カットだけでなく外からの目隠し効果があります。また、断熱効果で省エネにもなります。

◆対策2:コーティング

木製品系の家具やフローリングに直接できる対策として、UVカットスプレーやワックスといったコーティング剤があります。

しかし、コーティング剤と家具の素材には相性があります。本来の風合いが損なわれる可能性があるため、使用時には専門家に相談して道具を選ぶ必要があります。

◆対策3:すだれや🍃グリーンカーテン

窓の外に竹や葦で作られたすだれや、ネットにツル植物を絡ませたグリーンカーテンの設置も効果的です。

 

◆対策4:ガラスフィルム

日当たりの良い部屋は紫外線の量が多いので、窓にUV効果があるガラスフィルムを貼ると効果的だそうです。

ガラスフィルムにはUVカット効果が高いタイプ、紫外線だけでなく赤外線もカットすることで遮熱効果を高めたタイプ、強風などの飛来物による飛び散り、地震などによるガラスの変形による飛び散りを防ぐ飛散防止フィルムなど様々な商品がある様です。
いろんな視点からご自分のライフスタイルにある商品を調べてみるといいかもしれないですね。

昼間はカーテンを開けて思い切り明るい部屋で過ごしたい人は、窓のサングラス😎と言われるUVフィルムで予防しましょう。

これからの季節は気温が上がり、紫外線も非常に強くなります。

天気予報と併せて紫外線情報をキャッチしてお部屋内も工夫をして快適に過ごしたいですね。